初めてクレジットカードを作ったときの苦労話

学生のうちにクレジットカードを作っておけばよかった・・・

社会人になるまで、私は現金派でした。それは浪費が怖かったからです。常に「今月はあと何円しか財布に残っていない」という意識を持って生活したほうがいいと思っていました。

クレジットカードが欲しいと思ったのは社会人になってから、仕事の関係でクレジットカードに詳しい方とお会いしてお話を聞いたのがきっかけでした。社会人になってから、学生時代に比べて自由に使えるお金も、支払わなければいけないお金も増えて、学生時代よりもお金の使い方をどうするか考えなければいけないと思っている頃でした。その方はクレジットカードでマイレージを貯めていて、クレジットカードのマイレージを使って無料で海外旅行に行ったりしているという話を聞き衝撃を受けました。同じお金を払っているのにクレジットカードで支払いをするだけで、無料で海外旅行に行けてしまうなんて!なんて自分は損をしていたのだろうと思い、早速クレジットカードを作ることにしました。

そのクレジットカードに詳しい方の話では、クレジットカードにはポイントの貯まりやすさや、便利な特典などカードによっていろいろと条件が違うからしっかりと調べてからカードを選んだほうが良いという話を聞きました。私は普段飛行機に乗るわけでもないし、特定の百貨店などを贔屓に使うわけでもありませんでした。ですので、自分なりに一番得をするクレジットカードはどんなものかなと思いながら、インターネットの情報サイト等でいろいろと調べました。その中で本当に様々な種類のクレジットカードがあることを知り、わくわくして自分の生活で使うシミュレーションをしながらカード選びをしました。

いざ自分にベストなのではないかというクレジットカードを見つけて、ネット申し込み画面に進みました。すると予想していた以上に入力項目が多くてびっくり!住所や連絡先はもちろん、会社のことや業種、収入などまで!これは大変だと思いながらも、クレジットカードを使う生活を楽しみにしながら入力を終えました。これで審査結果を待って何日か後にはいよいよクレジットカードが使えます!入社して3ヶ月目のことでした。

数日後、待ちに待ったクレジットカード会社からの郵便物が届きました。あれ?思った以上に厚みのない封書だな、と思い部屋に戻って開けてみると・・・なんとそこには「大変申し訳ございませんが、今回はお客様のご希望に沿ってクレジットカードを発行することができませんでした」の文字が。え?なんで?と一瞬思考が止まってしまいました。フリーターや主婦や、借金がある人などがクレジットカードの審査に落ちることがあるということは聞いていましたが、正社員の自分がまさか落ちるとは思ってもいませんでした。

そのことを知り合いに話してみると、いくら正社員で収入があっても入社後1・2ヶ月しか立っていなければ落ちることもあるとのことでした。それでも公務員や大企業に入社した新入社員であれば発行される可能性もあるそうですが、私の入社した会社は人数も少なく創業間もない会社であったことがマイナス評価されたのかもしれません。後々調べてみると、それ以外にも居住形態がアパートで入居間もなかったこと、家に固定電話がなかったことなどマイナス要因が多かったことに改めて気がつきました。

一回審査に落ちたものの、改めて入社5ヶ月目頃に申し込んだところ、今回は無事審査を通過して念願のクレジットカードが届きました。これで念願のクレジットカードライフが送れる!水道光熱費や携帯電話、プロバイダー料はもちろん、食費や雑費もなるべくクレジットカードにすればこれまでよりもかなりの金額の節約になります。そんなことを考えていたのですが、初めて手元に届いたクレジットカードをよくよく見てみると、なんと利用限度額が5万円だったのです。それほど私の与信力が低かったようです。

クレジットカードはカードによって異なりますが支払い日は利用付きの2ヶ月後になることがほとんどです。そうなるとクレジットカードを使える金額は1ヶ月2万5千円。これではとても目に見えてお得ができるほど普段使っているお金をクレジットカード支払いに切り替えることはできません。

結局、時期を見て利用限度額を引き上げてくれるようクレジットカード会社にお願いして十分な利用限度額になるまでに1年ほどかかりました。絶対得できると思って踏み切ったクレジットカードライフでしたが思ったようになるのには紆余曲折あり、こんなに大変なのかと思いました。

その後、クレジットカードヒストリーというものがあることを知りました。これはクレジットカードの利用履歴で、しっかりとした利用履歴があると審査の時にかなり有利に働くそうです。事実、同じような環境にいた友人は私と違って社会人になってすぐにもかかわらず、すんなりと新しいクレジットカードを作っていましたし、利用限度額も十分でした。振り返れば、その友人は大学時代に学生専用クレジットカードを持っていて普段から使っていたのです。

今思うと学生時代は収入がなくとも確固たる身分があった頃からクレジットヒストリーをしっかりと作っておけばこんなに苦労することはなかったのかと思うと、学生の頃からクレジットカードを使っていればと後悔してしまいます。