クレジットカード選びの5つの基本ってなに?

クレジットカードは日本だけでも1000種類以上あると言われています。1000種類それぞれに年会費があったりなかったりします。ETCカードが無料であったり有料であったりします。細かい条件まですべて考慮していくと、もうなにがなんだかわからなくなってきます。
そこで、今回は最低限押さえておきたいクレジットカードの条件を5つご紹介します。最低限この5項目を自分で判断すれば、持つべきクレジットカードが絞られてくるという項目です。

(1)クレジットカードの発行会社
2006年以降、クレジットカード各社は吸収・合併を繰り返しています。金融法が変わって、過払い金の支払いに追われているクレジットカード会社が増えて、経営体力がなくなってきているのです。
しかし「完全に姿を消した」クレジットカードというものはほとんどありません。必ず、どこかの大資本の会社がサービスを引き継いでいます。
そういう意味から言えば、有名なクレジットカードの会社であっても、無名のクレジットカードの会社であっても、どちらを選んでもおなじことです。
ただし、有名なクレジットカード会社は、放っておいてもお客さんが集まってくるので、どちらかと言えばサービスが良くなかったりします(ポイント還元率が低いなど)。
まずは親しみのあるブランドのクレジットカードを選ぶというざっくりとした判断でも良さそうです。

(2)ポイント還元率
大手のクレジットカードは基本還元率を0.5%くらいに設定してあります。良くて0.7%くらいです。一般論で言えば、JCBとか東京三菱UFJカードという有名どころはこれくらいの還元率です。
一方で楽天カードのように新進気鋭のクレジットカード会社は還元率を1%以上に設定してあることが多いものです。還元率の良い方にお客さんが集まるというデータがあるのです。1%と言えば100円のお買いもので1ポイントが貯まります。楽天は、1%を基準として、ポイントUPキャンペーンをよく行っていることで有名です。キャンペーンを利用すれば2%~3%(あるいはそれ以上)の還元率になったりもします。

(3)ポイントの有効期限
ポイントに有効期限があるカードとセゾンカードのように永久にポイントが使えるカードとがあります。
一般的には年間10万円もクレジットカードを使わないのであれば、永久不滅ポイントを選んだほうがお得です。10万円から30万円くらい使う人は、ポイントの有効期限が5年くらいあったほうがベター。

(4)年会費と旅行保険の比較
一般的には年会費が無料のクレジットカードには海外旅行保険がついていません。年会費が1000円台で、やっと最高補償額2000万円くらいの旅行保険がついてきます。ショッピング補償も、年会費無料ならつかないことが多く、年会費が1000円台で年間100万円のショッピング補償がつくのが一般的です。
海外旅行に行かない人は、旅行保険があっても無駄なので、年会費無料にこだわってみるといいかもしれません。
海外旅行に年1回以上行く人は、年会費がかかっても、海外旅行保険がついているクレジットカードのほうがお得である傾向に。
なぜなら、掛け捨ての海外旅行保険は、たいていの場合2000円以上はするからです。渡航先や滞在日数によって、掛け捨て保険の保険料は変動しますが、最低でも2000円くらいするというのが相場です。
年会費は年1回以上のカード利用で無料になるというカードもたくさんあります。たとえば携帯電話の利用料金の引き落としをクレジットカードに設定していたら、それだけで年会費が無料になるということです。

(5)自分のライフスタイル
たとえばセゾンカードを持っておくと、毎月5日と20日に西友でお買い物をすると、5%OFFになります。イオンカードであれば、イオンが指定するお客様感謝デーにイオン系列のお店で買い物をすると割引になったりポイントがUPしたりします。
年会費やポイント還元率など、ややこしいことを考慮したくないのであれば、自分がよく行くお店でカード会員の優待があるかどうかで判断をしましょう。
実際、この優待を使って、ポイント還元率を計算すると、還元率ががらりと変わります。イオンカードなど、ポイントにこだわらずに、イオンでよく買い物をするだけでもすごくお得になっています。
このへんに百貨店やスーパーマーケットが発行するクレジットカードのからくりがあるのです。百貨店やスーパーマーケットがなぜ「本業ではないクレジット業務」に熱心に取り組むかと言えば、顧客を囲い込みたいからです。顧客を囲い込んでどうするのか?自分の店の売り上げを上げたい。これがクレジットカード各社の意図するところです。
ですから、自分がよく使うお店が発行しているクレジットカードを持つこと。これが本当は一番お得であるように思います。
もちろん、お目当ての景品がポイントでもらえるとか、やっぱり銀行系のクレジットカードはステイタスがあり信用度が高いね……という判断だってあっていいと思います。しかし、得をするという目線で考えると、毎日使うお店で得をするクレジットカードを選ぶ!このシンプルな基準に尽きるのではないでしょうか?