ゴールドカードの入手は難しい?

「ゴールドカードを持ちたいけれど、私は審査に通るのかな?」こんな疑問を持ったこと、ありませんか?たしかにゴールドカードは一般のクレジットカードよりも審査基準が高いという傾向があります。しかし、最近ではその審査基準が下がってきているとする見方もあります。さて、今の時代、ゴールドカードを持つのは難しいことなのでしょうか?

■ゴールドカードの市場原理を考えてみましょう
クレジットカード会社は、「クレジットカードを持ってくれてなんぼ、使ってくれてなんぼ」という商売をしています。この商売に変化があったであろうと思われる社会的な出来事は主に2つです。
1つは、08年のリーマンショックです。それまでゴールドカードを使って派手に遊んでいた人の何割かは、この時点で倒産の憂き目にあったり、給与カットの憂き目にあっています。よって、既存のゴールド会員さんだけをクレジットカード会社各社が相手にしていたのでは、クレジットカード会社の売上が下がってしまいます。
2つ目は2006年頃から徐々に金融法が変わってきていることです。いわゆるグレーゾーン金利を取り戻す(過払い金を取り戻す)ことが、主流となったこの日本において、各クレジットカード会社は過払い金(会員からもらいすぎたお金)を返還するのに必死です。返還している中で、サラ金ではありますが武富士はつぶれました。アコムやアイフルだってかなり業績が下がっており、現在は大手都市銀行の傘下に入っているのは、みなさん御承知のとおりです。
つまり、お金を貸して業績を上げたいのにもかかわらず、貸し出す先がないという状況がクレジットカード会社各社を襲っているのです。
さて、こういう状況のなかで、ゴールドカードを持つために審査基準は上がっているのか、下がっているのか? 下がっている傾向にあると指摘をしている専門家の意見のほうをよく聞きます。

■ゴールドカードの審査に通りやすい方法とは?
一般カードを長年正しく使っている人は、クレジットカード会社のほうから「そろそろゴールドカードに切り替えませんか?」という案内が行きます。この案内を出す基準もクレジットカード会社ごとにちがいますが、金融事故なくクレジットカードを定期的に使っていると案内が来るようです。
そういう長期にわたる実績なしに、いきなりゴールドカードを持とうと思えば、年収、延滞・事故情報、勤続年数、年齢が重要視されるといわれています。これも市場にオープンに出回っていない情報で、憶測です。審査基準がオープンになると、そこに照準を合わせてくる人も出てくるからであり、そうなると公平な審査ができないからです。日本において「金融ブラック情報は、何年間保管されるのですか?」という問いに5年とか7年とか10年とか、複数の答えがあるのと同じです。
もしかしたら、勤務先や職業によって、ランキングされているリストがあるのかもしれません。同じ年収500万円でも弁護士はOKで、中小企業はNGというリストが金融機関内にないとは、誰も言い切れません。
だから、どうしてもゴールドカードが欲しい人は、一般カードのうちから利用実績をつけておくべきなのです。もちろんこれもある種の憶測です。しかし、金融関係はすべて「実績」がものを言うので、利用実績はないよりもあったほうが、断然に有利です。1億円のタンス預金があっても、クレジットカードを一切持っていないと、クレジットカードをつくることは難しいのです。それがクレジット=信用の実態です。

■ゴールドカードのステータス性はどうなっているのか?
アメックス・ゴールドやMUFGゴールド、シティ・ゴールドなど、多くのゴールドカードがあり、サービス内容もほぼ同じくらいです。そうなった場合、人はなにでカードを選ぶかと言えば、多くの人は「ブランド価値」で選びます。ある種の人は年会費が安いゴールドカードを選ぶとか、空港でのサービスが良いカードを選ぶと思いますが、多くの人がブランド価値で選ぶというデータがあるので、カード会社各社は自社のカードのブランディングに余念がありません。
アメックス・ゴールド(あるいはプラチナ)を持つと、1000万円の車も買える。なおかつ誕生日には世界的に有名な宝飾屋からプレゼントが届く。これは都市伝説ではありますが、アメックスはこういう都市伝説が生まれるくらいに、巧妙にブランディングをしているわけです。

■ゴールドカードを選ぶ時はどう選ぶのが賢いか?
ブランディングも考慮して、賢くゴールドカードを選ぶ基準とは?
1つは、ブランドなどまったく無視して、お得になるカードを選ぶことです。三菱東京UFJ銀行をメインバンクにしているのであればMUFGゴールドを選ぶということです。手数料等の優遇措置があります。
2つ目は、自分が気分的に満足するゴールドカードを持つということです。利便性とかお得になるというのは、二の次、三の次です。好きなブランドを持たないと満足できない人は、ブランド重視で(多少年会費が高くても)好きなカードを選びましょう。自分が最高と思っているクレジットカードとともに暮らすことで得られる満足感は、なかなか得難いものなのです。

ゴールドカードを選ぶ際に参考になるサイトです→ゴールドカード徹底比較