使っていないクレジットカードに要注意!

現在、クレジットカードの入会審査は、年収証明書が必要であったりして、それなりに面倒になっています。これは2011年から改正金融法が全面適応になったからで、では、その前はどうであったかと言えば、すごく簡単にカードをつくることができました。
知り合いがクレジットカード会社に勤務していたら「営業成績のために、悪いけどクレジットカードを作ってくれないかな。2年目は年会費がかかるけど、1年で解約してくれていいから」と言われて、居酒屋で町内会の回覧板にサインをする感覚で、ぱっとカードが作れていました。知り合いの知り合いとか、そのまた知り合いから頼まれた人も多いと思います。それくらいカードをつくることは日常茶飯事だったのです。

●使っていないカードの年会費、払っていますか?
そういう時代が長いことあったので、使っていないクレジットカードを何枚か持っている人も多いと思います。そのクレジットカードの年会費、払っていますか?そもそも、カードの引き落とし口座、どの銀行に設定したのか、覚えていますか?

●ブラックリストに載りますよ。
最悪の例を挙げましょう。
使っていないクレジットカードの年会費を、うっかり支払っていないとします。そのまま、数年が経過して、引っ越しをしました。電話番号も変わりました。こういう時に、使っていないクレジットカード会社への連絡を怠る(もしくはすっかり忘れている)とします。
するとクレジットカード会社は「年会費も踏み倒して、おまけに、勝手に連絡が取れない状態をつくられた」と判断して、これがブラックリストに載るきっかけになってしまいます。

●住宅ローンその他にも影響が出ます
ブラックリストに載ってしまうと、現行の規則では10年間はこの情報が消えないと言われています。クレジットカードがつくれないだけでなく、住宅ローンも組めません。携帯電話。これは最近は機体の代金を24回とか36回で分割支払いになっていますが、この分割だって、携帯各社はクレジットカード会社が照会する信用情報機関と同じ機関に照会をしています。よってクレジットカードブラックになった人は、携帯電話の分割支払いをすることもできなくなります。購入時に現金一括払いで機体を買い取るしかないのです。

●使っていないクレジットカードの処理方法
使っていないクレジットカードは、かならずカード会社に連絡をして退会処理をしましょう。上述したように、年会費の支払い忘れからのブラックにもなります。
また、現行法のカード利用枠は、あなたが加入しているクレジットカードすべての合算です。5枚のカードにそれぞれ10万円ずつ利用可能枠があるとします。合計で50万円です。5枚のうち4枚は使っていなく、1枚のカードの利用可能枠を広げたいと思って、カード会社に連絡をしても無理と言われることがあります。
この場合は、使っていない残りの4枚のカードを退会処理する必要があります。あなたの利用可能枠のうち40万円ぶんを使っていないカードが食っていたのです。

●2枚のカードに絞る方法
使っていないクレジットカードは、「万が一のときのために」と思って、なかなか解約ができないこともあります。あるいは、まったくその存在を忘れているか。カードは2枚に絞ってみてはいかがでしょうか?
まず、ふだんよく使うカードを1枚選びましょう。イオンに行ってお客様感謝デーに得をするからイオンカードをふだんよく使うカードにするという選択もありでしょう。マイルが欲しいからJALカードをメインのカードにするのもありでしょう。国民の税金で会社を再建してもらってケシカラン!私はANAだ!という人はANAカードを選びましょう。
で、問題はここからです。どのカードをサブカードにするのか?

●サブカードの選び方
(1)決済ブランドがかぶらないようにする
メインのカードがVISAなら、サブカードはJCBにするとか、メインがマスターでサブがVISAなど、決済ブランドがかぶらないようにするのが一般的です。それこそ、万が一のときのためです。日本ではVISAでもマスターでも使えますが、海外に行くと、VISAしか使えない、マスターしか使えないというお店は今でもあります。

(2)「好き!」で選ぶ
ディズニーが好きであれば、ディズニーのオフィシャルスポンサーをやっているJCBのカードを持っておくと、いざという時に、ディズニー関係の優待を受けることができます。ちょっと「見栄」でカードを選ぼうと思えば、サブカードは銀行系の三井住友にしてもいいかもしれません。

ただし、本当は、サブカードはほとんど使わないのであれば、年会費無料のカードが一番です。
サブカードとして年会費無料クレジットカードを選ぶなら『1番得するクレジットカード徹底比較』で研究しよう。ユーザー目線で役立つ情報が満載です。

●サブカードの「うっかり」をなくす方法
サブカードの年会費の支払い忘れなどの「うっかり」をなくそうと思えば、毎月の公共料金のどれか1つをサブカードに設定しておくことです。電気でもガスでもどれでも。毎月の引き落としを設定しておくと、「うっかり」は防ぎやすくなります。