20代からゴールドカードが持てるって本当?

ゴールドカードは30歳以上。これが昔の審査基準でした。しかし、最近は20代からでもゴールドカードを持つことができます。たとえば以下のカードなどは20代であってもつくることが可能です。

●20代でも持てるゴールドカードの一例
(1)三井住友VISAプライムゴールドカード
満20歳以上30歳未満で、本人に安定継続収入のある方が対象です。満30歳になった後、最初のカード更新時よりゴールドカードにランクアップするという基準があるので、これは正確にはヤングゴールドカードと呼んだ方がいいかもしれません。ヤングゴールドカードだってれっきとしたゴールドカードです。

(2)MUFGカード ゴールドプレステージ
原則として20才以上の人が対象で、本人に安定した収入のある方…というのが、カード会社の基準です。

(3)MUFGカード ゴールド
原則として18才以上で、本人または配偶者に安定した収入のある方。(学生を除く)と書かれています。

(4)シティ ゴールドカード
25歳以上で年収400万円以上の人が対象。

●年齢よりも年収重視の審査基準?
上記のカードを含め、多くのクレジットカード会社のゴールドカードの申し込み基準を読むにつけ、近年では年齢重視ではなく年収重視になってきている傾向があります。また、派遣社員が増えたり、独立開業する人が増えているという社会的な風潮を考慮してか、勤続年数よりも年収を重視しているという傾向もあるようにも見受けられます。
あくまでも著者の私見ですが、勤続年数や年収にこだわって審査をしていたのでは、とてもじゃないけど、カード会社が思うほどにゴールド会員が集まらないという世の中になったのかもしれません。以下に具体的な審査基準を挙げて、1つずつ見ていきましょう。

(1)年収
なかには年収800万円以上とうたっているゴールドカードもありますが、おおむね年収400万円以上というのが、近年のゴールドカードの審査基準のようです。これはおそらく、国税庁が発表している日本の平均年収から来ている数字であると思われます。日本のサラリーマンの平均年収は、ここ10年くらいずっと400万円くらいなのです。

(2)勤続年数
なかには勤続5年以上とするゴールドカードもありますが、だいたい勤続1年以上というのが多いようですね。勤続年数は自己申告制です。過去にクレジットカードを申し込んだときのデータは信用情報機関に残っていますので、ウソの申告はバレると思われます。自営業の人は、おおむね3~5年以上の営業実績があればOKだと思われますが、勤続年数よりも年収を重視して、開業2年目であっても申し込んでみるというのも、方法ではないでしょうか?

(3)利用実績
利用実績は、ウソのつきようがないので、クレジットカードをつくる際に、ものすごく大きな要素になります。勤続1年で年収400万円であっても、簡単にゴールドカードがつくれた、あるいは、カード会社のほうからゴールドカードの招待が来た。こういう人は、毎月正しくカードの代金を支払っている=実績がついていると言えます。

●20代からゴールドカードを持ちたいならばやっておくべきこと
20代からゴールドカードを持ちたいならばやっておくべきことは1つ。1つのカードで利用実績を積むことです。カードを使って買い物をしまくらなくとも、公共料金の支払いをカードに設定しておくとか、そういう「毎月ほぼ決まった金額を」使って「毎月ほぼ決まった金額を」返済するという繰り返しが大切です。
また、これは世間のウワサかもしれませんが、公序良俗的にあまり良いとは言い難い場所でばかり、カードを使っていたのでは、ゴールド会員になれないというウワサもあります。たとえば、よくキャバクラでカードを使う人。キャバクラに対する偏見がカード会社にあるのではなく、おそらくは、カードで多額の決済をキャバクラでやった人が、過去、支払いが滞っていたという実例がたくさんあるから、カード会社にこういう考えがあるように思われます。

●絶対に避けたいこと
信用情報機関においてグレーやブラックになると、ゴールドカードの夢は遠のきます。支払いの遅延情報。これは信用情報機関において5年間は消えないとされています。遅延の基準は「過去に3ヶ月以上のカード支払い延滞」です。
また、カードの申し込み履歴は6カ月間消えません。よって短期間に何枚ものカードを一気に申し込んだ場合、ゴールドカードの審査は厳しくなると言われています。一気に複数のカードを申し込むと、カード会社からすれば「なにかお金に困ることがあったのか」と思うのです。こういう考え方はあくまでもカード会社の独自の考え方であり、あなたの本意ではないかもしれません。しかしカードの審査は個別に訪問して行うものでない以上、カード会社に怪しまれるような行動は慎むべきなのです。信用というものはそういうものであり、金キラに光る(ゴールド)カードが欲しいのであれば、それにふさわしい信用をつけましょうということです。それは20代のうちから可能ではないでしょうか?