NICOSカードを詳細解説

NICOSカード

●概要
ニコスブランドは、80年代90年代には「クレジットカードと言えばニコス」と言われるほど人気のクレジットカードでした。現在では、三菱東京UFJ系列とうまく業務提携をして、MUFGブランドのブランドパワーのもとでNICOSブランドが育っています。
現在のNICOSカードの特長は、長年のクレジット業界での経験を活かし、生活シーンに特化したカードをたくさん発行しているところにあります。セキ薬局と提携したニコスカードやWOWOWと提携したニコスカードなどがあります。なかでも車をよく利用する人に向けたNEXCO中日本と提携したカードは、ガソリン代が割引になる、ロードサービスが24時間受けられるなどの理由で、ドライバーから人気を集めています。ここではニコスカードの現在と、持っておくと便利なニコスカードをいくつかご紹介したいと思います。

●NICOSカードの歴史
NICOSカードは、三菱UFJニコス株式会社が管理・発行しているクレジットカードです。もともとは日本信販というクレジットカード会社で、1948年に創立された、クレジットカード会社のなかでも老舗中の老舗の会社です。
現在30代後半以上の方は、「クレジットカードと言えばニコス」という概念がまだ残っている方もいらっしゃると思いますが、昭和の終わりから平成の初期にかけては、ニコスカードは、どことなく最強のクレジットカードというイメージがありました。(実際に、銀行系の会社と合併などを繰り返すなかで、最強と呼ぶにふさわしいクレジットカードであった。)

●NICOSカードの種類
NICOSは、銀行系の会社などと合併をする過程の中で、信用度の高いクレジットカードをたくさん発行するに至りました。以下に、NICOSカードの代表的なものをご紹介しましょう。

*ニコスカード(日本信販)
現在はMUFGカードに業務を継承しています。

*UFJカード(ミリオンカード)
UFJグループとコラボしているNICOSカードもあります。

*DCカード
三菱銀行系のDCカードは、実は三菱UFJニコスの管理ブランド。旧名称をダイヤモンドカードと言いました。

*共同カード
KYODO CARDなどと書かれた緑の看板を覚えている方もいるのでは?現在、共同カードは三菱UFJニコスの管理ブランドになりました。

*JAカード
JA系のクレジットカードであるJAカードもニコスの管理ブランドになりました。基本的にはNICOSブランドでの発行を受け付けているようです。

*MUFGカード
三菱東京UFJ銀行系列のクレジットカード。ニコスは今後MUFGブランドとコラボしながら、ブランドイメージを高めていくようです。

銀行系、信販系の会社との合併などを繰り返し、結果的にニコスは三菱東京UFJやDCカードといった日本を代表するクレジットカードブランドとうまくコラボして、名実ともに「クレジットカードと言えばニコス」というイメージを堅持していると言えるのではないでしょうか?

●NICOSカードの現在
NICOSカードのプロパーカード(正規カード)はすでに新規申込みが停止しており、新ブランドである「MUFGカード」が事業を引き継ぎ、新規申し込みを受け付けています。以前から有名なNICOS、DC、UFJカードのそれぞれのサービスの良い部分を集めて、独自のカードとして生まれ変わっています。

●NICOSカードとMUFGカードのちがい
基本的には新規申し込みを停止しているNICOSカードが年会費、カード発行手数料が有料であったのに対してMUFGカードはそれらが無料です。また海外旅行保険やショッピング補償が自動付帯になるなど(一部、利用金額などの条件はあるものの、ハードルが高い条件ではない)旧NICOSカードよりも、サービス内容は格段に良くなっています。

●NICOSブランドならではのお得なNICOSカードは?

(1)プレミアムドライバーズカード
車をよく利用する人にとってメリットが非常に大きいのがこの「プレミアムドライバーズカード」です。NEXCO中日本とNICOSのダブルネームのクレジットカードです。

*保険について
落下物車両損傷お見舞金制度があります。高速道路などで(不幸にも)時々ありますが、前方を走っている車両からの落下物を避けきれなくて車が破損するケース。この場合に3万円のお見舞金が支払われます。落下物の被害は避けようのないことが多く、誰もが被害にあう確率を平等に持っていますから、車をよく運転する人はプレミアムドライバーズカードを持っておくといいのではないでしょうか?
その他、一般的なクレジットカードの保険である「海外旅行傷害保険」は、最大2000万円まで利用付帯で補償されます。ショッピング保険は年間100万円まで補償。紛失盗難保険は届けを出した日から60日前までさかのぼり、それ以降の損害を補償。このあたりは、他のクレジットカードとほぼ同じです。基本的にはカードで買ったものが対象になるのも、他の一般クレジットカードと同じです。

*ポイントプログラム
200円の利用につき1ポイント貯まります。ポイント還元率は0.5%。これは一般のクレジットカードと同じです。しかし、サービスエリア・パーキングエリアでのお買物は、ポイント2倍。ETCの利用もポイント2倍。ポイント還元率1%になります。1%は少なくとも「悪くない」数字です。ドライバー思いのカードです。

*NICOSロードアシスタンス
ロードサービスが付帯しているクレジットカードは、わりと珍しいものです。クレジットカードを持っているだけで24時間365日対応のロードサービスを受けることができます。
通常はJAFに入会をしないとロードサービスを受けるこができません。JAFは入会金2,000円、年会費4,000円です。
プレミアムドライバーズカードは、初年度年会費無料、2年目以降1,837円ですから、断然お得と言えるでしょう。

*給油価格割引サービス
対象のガソリンスタンドで給油料金の割引を受けることができます。1Lあたり3円の値引きです。クレジットカード払いなら、200円につき1ポイントが溜まります。

(2)シナジーカード
1Lあたり3円以上の割引を狙うのであれば、NICOSとシナジーのダブルネームのシナジーカードがお薦めです。
月の給油量に応じて、割引幅が大きくなります。7万円以上の給油をしたら7円の割引です。
5万円以上で5円の割引。
エッソ、ゼネラル、モービルなど全国6000以上あるエクソンモービルグループでの給油が対象になります。年会費は2100円ですが、年間252000円のカード利用があれば、次年度年会費が無料になります。

*シンプルなカードです
とにかくガソリン代の割引を狙うのが目的であれば、このシナジーカードをお薦めします。そのかわり、海外旅行の傷害保険や、ポイントのマイル移行などのサービスはありません。
ありませんが、さすがにNICOSです。わりと細かいフォローをしっかりとしてくれます。たとえば以下のようなサービスです。

*Net Branch
ネット上でカードに関する各種手続きが可能です。

*ツアーデスク
海外国内ツアーが3~5%オフになるサービスを行っています。

*優待ガイドブック
提携の施設でカード払いをすると、割引等のサービスを受けることができます。たとえば飲食店で5%割引などです。消費税がまるまる浮くのであれば、お得であると言えます。

*海外アシスタンスサービス
世界50都市以上の会員用のヘルプデスクにて、各種予約や緊急対応を受け付けています。

*チケットサービス
コンサートやスポーツ観戦などのチケットを優待価格で購入することができます。

*ゴルフデスク
全国1000箇所のゴルフ場の予約を無料でお手伝いしてくれます。

●NICOSカードのまとめ
NICOSカードは上にも書いたように三菱東京UFJグループと業務提携を進めています。その結果、NICOSのプロパー(正規)のカードがどうしても欲しい場合はMUFGカードを申し込むしかありません。
しかし、NICOSはNICOSでMUFGカードにはない独自のサービス(ドライバーに優遇率が高いサービス)を行っており、もしもあなたが、車を多用している人であれば、またとないすばらしいクレジットカード=NICOSと言えるのではないでしょうか?
クレジットカードは、多くの人がご存知のように、多くのブランドが乱立しており、同じようなサービス内容であったり、うっかりしていたらポイントの期限が切れるなど、サービス内容が複雑化している傾向にあります。
ここにご紹介した「プレミアムドライバーズカード」「シナジーカード」はどちらも、複雑なサービスをかなり排除して、ドライバーにとってメリットのあるサービスだけを上手に残してくれているクレジットカードです。シンプルにカーライフを楽しみたい方にとっては、またとない素晴らしいクレジットカードであると言えるでしょう。

三菱UFJニコスの公式サイト